SDGsフォーラム・海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて

 日経SDGsフォーラムで、「海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて」のテーマで取り上げられた内容の一つに、CLOMA会長の澤田道隆氏が「オールジャパンで地球規模の課題に取り組む」の演題での基調講演があった。
 CLOMAは、Clean Ocean Material Alliance の頭文字をとった略称である。CLOMAの活動を通して、現状と課題解決のための活動の発表があった。
 CLOMAは2050年までに包装容器等のプラスチック製品の100%リサイクルを目指している。そのために、普及促進部会、技術部会、国際連携部会を組織し、各部会の活動とともに情報刷新も行っている。個人的には技術部会の活動に関心がある。
 この部会では活動を5項目に分け5つのWGで活動を進めているのだ。
1 プラスチック使用量削減
2 マテリアルリサイクル率の向上
3 ケミカルリサイクル技術の開発・社会実装
4 生分解性プラスチックの開発・利用
5 紙・セルロース素材の開発・利用
 更には、各部会の活動をビジネスにつなげる工夫をしている。
 いろいろな関わり方があると改めて認識した。