風吹山(奈川)

 旧奈川村に座する風吹山は、地図上には名前の表記がなく地元の人たちの呼び名である。標高1960.3mの三角点名は「風吹」で小鉢盛山の北西に位置する山だ。
 南川金一氏の「続・山頂渉猟」にも記載されている。南川氏は入山集落から登り古宿集落へ下山している。どうしようか・・・と迷ったが、車の関係もあるので古宿からピストンすることにした。
 鹿よけのゲートを開けて林道に入る。途中車を止めスタート。しばらく林道を歩き、適当なところで尾根に取り付いた。
 今日のコースはいつもより短いことが分かっているから気が楽だ。
 まずは1368mの小ピークを目指す。藪はうるさくなく快適だ。目指す1368mピークを少し過ぎたところで、立派な林道が横切っていた。びっくりである。ここから目印のテープが至る所につけられており、なんか詰まらいなあ~と思いながら登って行くと、大きな鉄塔があった。1368m過ぎた林道からここまでのルートは、鉄塔の巡視路だったらしい。1495m地点である。振り返ると乗鞍岳が大きく見えた。
 さあここからだ。
 まったくテープ類の印はなくなり、忠実に尾根を登って行く。ところどころ笹が出てくるが大したことはない。歩きやすいなあ~と思っていたら、1800mを越えるあたりから背丈以上の笹藪になった。でもここまで割と楽にこれたからあまり気にならないが、南川氏が登った13年前より笹は成長しているのだろう。
 やがて山頂に続く平坦地に到着した。GPSで三角点標点を探したが見つけることができなかった。笹の根に覆われてしまっているのだろう。
 少し北に進んだところからは、木々の間からではあったが前穂高岳と明神岳そして霞沢岳が見えた。
 満足満足でした。

 

2020年11月1日 ルート図

 

鹿よけゲートを開けて林道に入る。

 

1495m地点に立っている鉄塔からの眺望。乗鞍岳だ。

 

前穂高岳と奥穂高岳からジャンダルム。

 

この辺りは、昔は放牧地になっていたらしく、有刺鉄線が残されている。

 

背丈以上の笹藪が出てきた。

 

スタートから約2.5時間。間もなく山頂部の平坦地に出る。

 

風吹山山頂に到着。三角点はしばらく探したが見つからなかった。いつもの儀式。左奥は乗鞍岳。

 

山頂から少し北に進むと木々の間から姿を見せてくれた。

 

下山して奈川支所から本日のルートの確認。鉄塔から続く尾根を登って風吹山へ。

 

小鉢盛山と風吹山。

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