未来へのチャレンジと変化の兆し

 荻原長野市長の講演を聞く機会があった。演題は「未来へのチャレンジと変化の兆し」。長野市の弱みから長野市を変えていきたい思いについて熱く語ってくださった。

 まず「これだ!」という長野市の観光資源がないという弱み。例えば大岡の「聖山」の「聖」の字を強調し「聖地」のような売り方もいい。

 移住・定住にはかなり力を入れている。特に山間地の住自協は頑張っているが、他の自治体の方が移住者は盛んである。移住・定住が進んでいる地域の意見や情報、ノウハウを市内全域に広げていく取組をしていきたい。

 新たな産業団地を市内で見つけながら企業誘致を積極的に行っていきたい。

 長野市はオリンピック・パラリンピックで得た世界的知名度をまだまだ使い切れていないと感じる。インバウンドも戻ってきているので、長野の知名度をより一層強力に使っていきたい。

 このように長野の弱みを一つ一つ拾い上げながら、強みに変えていくことが必要だと思っている。

 荻原市長とは顔なじみになった。ご挨拶をさせていただくたびに、市長から名前を呼んでいただけることがちょっと嬉しい。まもなく長野市の事業の一つである「やまざとビジネス支援事業」の選考会が始まるが、委員長として関わるなど、いろんな形で長野市に貢献できるといいと思っている。

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