小値賀島の第2日目の午後

 2022年1月1日の午前中は野崎島へ行った。午後は小値賀島の西半分を回ることにした。

小値賀島のルート図

まず五両ダキ。「ダキ」とはこの地方の言葉で崖のこと。長い年月をかけて波で削られている。その下には白い砂浜。

左手奥に見えるのは浜崎鼻。

こうした岩場も歩いた。青い海と白い波。

牛が放牧されている長崎鼻。小値賀島の北に突き出した岬。ここからの海の色もすごい!

右に宇久島、左に倉島。

斑島と斑大橋がよく見える。

長崎鼻から見えた斑島へ行くために通る斑大橋。

 斑島を時計回りと反対方向に回っていく。

 まず初めに玉石鼻。ここにはポットホールと呼ばれる岩穴があり、その中には波で回転して丸くなった石がある。この玉石は直径約50センチで、回転しながら周りの岩も削っている。岩穴から聞こえる波の音が響いている。

宇久島と倉島

玉石鼻の海。

斑島の最高地点の斑尾園地に行く。ここに車で来るのにも不安になるような山道を登ってきた。

左に野崎島、右は頭ヶ島と中通島。

南側の眺め。後ろは中通島。

大島の西側の島々。斑園地からの南方面。

北東には、宇久島の城ヶ岳と寺島が。

 小値賀島はこれですべて回ることができた。キリシタンとのつながりは中通島よりも薄く、教会も一つしか存していなかったが、素朴な自然また人の温かさが心に残った。暮らしのシンプルさ、昔ながらの生活はスコットランドのオークニー諸島カークウォールにも通じるものを感じた。